核融合発電は、自然界に豊富に存在する燃料資源を燃料とすること、発電の過程においてCO₂を発生しないことから、次世代の持続可能なエネルギー源として世界的に注目されています。近年は民間企業の参入も相次ぎ、実用化に向けた国際的な開発競争が加速しています。
フュージョン(核融合)エネルギー研究においては、プラズマの生成・加熱・輸送などあらゆる工程で高真空環境が不可欠です。しかし装置周辺には強磁場が存在するため、真空ポンプには高い排気性能に加え、耐磁場といった特殊仕様と長期にわたる高い信頼性が同時に求められます。
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| 京都フュージョニアリング株式会社の統合試験プラント「UNITY-1」 |
| (京都フュージョニアリング社提供) |
このたび、京都フュージョニアリング株式会社の京都研究開発拠点「京都リサーチセンター」にて、模擬環境下でフュージョンエネルギーの発電技術を実証する統合試験プラント「UNITY-1」における強磁場環境下での連続排気機能の実証・評価向けに、当社の磁気軸受形ターボ分子ポンプ TG1300M をベースとした耐磁場仕様モデルをご採用いただきました。
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| 統合試験プラント「UNITY-1」内で評価された当社耐磁場仕様ターボ分子ポンプ |
本製品は、約160mTの環境に対応した耐磁場仕様を採用し、厳しい磁場環境下での安定稼働を実現しています。さらに、装置仕様に合わせたフランジ構成など、核融合関連設備ならではの要求に一つ一つ対応しています。
ベースモデルであるTG1300M は、磁気軸受によるオイルフリー構造でクリーンかつ低振動な高真空環境を提供します。メンテナンスフリーに近い長期安定運転が可能なため、連続稼働が求められる先端研究設備や実証プラントにも最適です。
【当社の取り組み】
大阪真空では、半導体・宇宙・医療・エネルギー・研究開発など、幅広い産業分野に向けた真空機器・真空システムを提供しています。
標準製品の提供にとどまらず、お客様の使用環境や要求仕様に応じたカスタマイズ開発にも積極的に取り組んでいます。高真空から低真空まで対応する豊富なラインアップと、長年の実績に裏打ちされた技術力で、お客様の課題解決をサポートします。
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